表の共有に関するまめ知識
●表引き表の共有
・表引き表は、表引き画面が出たときに内部的に開かれます。一度、内部的に開かれた表引き表は、表引き
 条件が設定されている表を閉じない限り、閉じられることはありません。
 表引き画面を出す前に、ほかのユーザが専有モードで開いてしまった場合は、表引きが使用できません。

 自動的に開かれた表引き表は、参照モードのため、ほかのユーザも参照モードでしか開けません。
 表引き表を更新する場合は、あらかじめ表引き表を共有更新モードでひかく必要が有ります。
 ※表引き表を共有更新で開くと表引きの速度が著しく低下します。

 以下の項目属性で#表引き・#表引き2を使用した場合も同じです。
 項目計算式
 挿入初期値式
 編集初期値式
 項目制約
 行制約

●#直前値
・共有する表の項目計算式で#直前値を使用した計算結果が保証されるのは、その表を専用モードで編集
 している時だけです。
 表を共有している場合、レコードを追加する前にほかのユーザがレコードを追加してしまうと本当の直前値
 にはなりません。

●一時的に禁止される処理
・複数のレコードをまとめて処理する場合、下記の処理が実行中の場合、ほかのユーザの更新が一時的に
 禁止されます。
 マーク行の削除
 全行削除
 置換(項目値の再計算を含む)
 読み込み(元表と先表)
 併合(元表と先表、絞り込み併合は元表のみ)
 グループ値訂正
 グループ追加

●表を共有して編集する場合の、制限
・表のバックアップファイルは作成されません。
・更新内容はその都度、上書き保存されます。
・直前の更新操作を取り消すことはできません。
・並べ替えでは索引が使用されません。
・処理条件は表を閉じる時に破棄されます。
・表の再定義画面に切り替えるこてはできません。

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